犬鳴山温泉へ行こう


犬鳴山の由来

犬鳴山の名前の由来=義犬伝説

さて、この犬鳴山であるが、元は一乗山と呼ばれていた。
それがどうして犬鳴き山になったのか、地元の人に聞いてみた。

「寺伝によると、寛平年間、紀州のある猟師が鹿を追って滝のあたりに来た時、突然、連れていた愛犬がうるさく吠えた。

そのせいで獲物を取り逃がした猟師は、怒って犬の首をはねてしまった。

愛犬の首はそのまま躍り上がって、猟師を呑もうと狙っていた大蛇に噛みつき、大蛇と共に息絶えてしまった。

犬が吠えたのは、主人の危急にいち早く気づき、救おうとしたからだった。

この心を知った猟師は悔いて修行者となり、愛犬をねんごろに供養し、また、自分の田畑を不動堂に寄進した。

この時に、時の天皇である宇多帝より犬鳴山と勅号を賜り、一乗山から改められたのである。」


※宇多天皇とは、第59代の天皇(在位887年−897年)で、当時、寛平の治といって、藤原時平と菅原道真(大宰府天満宮の学問の神様として祭られている)を重用した天皇であった。
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